嘆きと希望 ~バスーンと小編成吹奏楽のための(金山徹)【吹奏楽】

商品番号:NWO-108(楽譜セット)/NWO-108s(フルスコアのみ)

 

¥17,600

  • 0.6 kg
  • お届け日数:2~5営業日

ネクサス音楽出版では、スコアパート譜セットにおきまして、作曲者・編曲者の理想の編成でパート譜を用意し販売しております。そのため、各団体における不足分のパート譜がある場合、パート譜のコピー(プルト増し)を認めます。ただし不必要なコピーはご遠慮願います。


楽曲情報

Lament and Hope for Bassoon and Wind Ensemble

作曲:金山徹 (KANAYAMA, Tohru)

演奏時間:8'40"

グレード:4 (Solo 4.5)

発売日:2023年12月21日 

 

フルスコアのみの販売も行っております。

バスーン:福井弘康

演奏:金山 徹(指揮)、龍谷大学吹奏楽部



楽曲解説

冒頭の無伴奏での独奏の後、ゆっくりとしたブルースを思わせる前奏からソロが歌い始める。この旋律に含まれる「ブルー・ノート(Blue Note)」が嘆きや呻きを表している。曲が高揚したところで伴奏に旋律が移り、そこにソロが絡んでさらに高揚、そのまま短いカデンツァに入りる。その後、嘆きの旋律を静かに繰り返しこのパートを終わると、静けさを破るようにソロが「ルンバ・クラーベ(Rhumba Clave)」のリズムによるフレーズを演奏、バンドも少しづつ加わっていき、疾走感のある16ビートに突入する。

 

ファゴットの福井弘康氏からの委嘱により、2020年のコロナ禍における自粛期間中にピアノ伴奏として作曲。感染症で亡くなられた方の鎮魂の意味を込めて「哀歌(Elegy)」として作り始めたが、後半のパートが曲名にそぐわないと感じ「幻想曲(Fantasy)」として6月に発表。その後、バス・クラリネットソロ版の発表にあたり「嘆きと希望(Lament and Hope)」に改題。

 

この小編成吹奏楽伴奏版は、2022年3月の横浜市立十日市場中学校吹奏楽部の定期演奏会のために、ピアノ伴奏版を元にオーケストレーションしたものだが、今回の出版に当たって若干の手直しをしている。


楽器編成

Solo Bassoon

*Solo Bass Clarinet in B♭

 

1st Flute
2nd Flute
*Oboe
*Bassoon

1st Clarinet in B♭ (div.) 
2nd Clarinet in B♭ (div.)
Bass Clarinet in B

Alto Saxophone in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E

1st Trumpet in B♭
2nd Trumpet in B♭

1st Horn in F

2nd Horn in F

1st Trombone
2nd Trombone

Euphonium
Tuba

 

Electric Bass

Drums

 

Timpani

Percussions (Suspended Cymbal, Tambourine, Conga, Castanets)

 

Vibraphone, Glockenspiel, Xylophone

 

 

*...Optional



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