この楽曲はシンガーソングライターの泰葉さんのデビュー曲で、1981年にリリースされました。
泰葉さんは父親が昭和の爆笑王と言われた初代林家三平さんで、9代目林家正蔵さん、2代目林家三平さんが弟という芸能一家に育ちました。愁いを帯び、かつ一度聴いたら忘れられないとてもインパクトのあるメロディーを持った楽曲で、泰葉さんご自身で作曲されています。さらに泰葉さんのパワフルなボーカル、ユニークなイントロや間奏も印象的で、最近ではシティポップの代表曲のひとつとして海外からも注目を集めています。大変盛り上がる曲ですのでぜひチャレンジしてみてください。

全体を通して、主旋律はぜひ原曲の泰葉さんのボーカルを参考に、アーティキュレーションに注意して歌うように奏でてください。また各セクションの最後に挿入されている“キメ”もピタッと揃えるようにしてください。イントロは4人のユニゾンにしていますので、それぞれの音符の長さやアクセントを揃えるように心掛けてください。間奏の[F]セクションは後半（50～53小節目）転調するのですが、あえて臨時記号で記譜しています。間違えずスムーズに演奏できるようによく練習してください。

Soprano Saxophone in B♭

Alto Saxophone in E♭

Tenor Saxophone in B♭

Baritone Saxophone in E♭