Misty for Brass Quintet

作曲：E.ガーナー (E.Garner)

編曲：金山徹 (Tohru KANAYAMA)

演奏時間：3'45"

グレード：3

1954年にジャズ・ピアニストのエロル・ガーナーによって作曲された楽曲。楽譜の読み書きが出来ない作者は、飛行機での移動中に浮かんだこの旋律を忘れないようにするため、ホテルに着くまで繰り返し口ずさみ、ホテルでピアノを弾きテープレコーダーにに録音したという逸話が残っています。元々はインストゥルメンタルの楽曲でしたが、後に詞が付けられポピュラー・ソングとしてヒットしたことで、世界中に広く知られることとなり、ジャズの代表的なスタンダード・ナンバーの一つになっています。

このアレンジは、全体的に比較的モダンなコードを使っています。[A]~[B]はトロンボーンがメロディですが、トランペット〜ホルンの細かいオブリガートが大きくなりすぎないよう、音量バランスに注意してください。この曲はバラードなので、基本的に8分音符はスイングしなくて良いのですが、[C]の部分は若干スイングしてもカッコ良いと思います。また、43小節目は倍テンポになり、16分音符のスイングが指定してあるので注意しましょう。

1st Trumpet in B♭

2nd Trumpet in B♭

Horn in F

Trombone

Tuba