このタイトルを見てどんな風景をイメージしましたか。『リバーサイド』＝『川沿い』ですから、もちろん川の流れる風景でしょう。それも御伽噺に出てくるような印象的なものをイメージしたのではないでしょうか。しかしながら、この作品はもっとも日常的でありふれた描写なのです。川岸にはアスファルトの敷かれた道路と立ち並ぶ家々、河川敷の運動場や公園には人々が集まり活気が溢れている、そんな都会的なイメージが適当でしょう。

曲は喧騒と活気に満ちた昼と人々が帰った夜の風景を急緩急の3部形式で描いています。中間部をのぞき6/8拍子の行進曲風な曲調で、移りかわる車窓風景のように曲は展開していきます。川沿いの道をドライブやツーリング、サイクリングしている気分で演奏していただけると楽しいと思います。

1st Trumpet in B♭

2nd Trumpet in B♭ & Flügelhorn in B♭

1st Horn in F

2nd Horn in F

Trombone (1st Trombone)

Bass Trombone (2nd Trombone)

Euphonium

Tuba