この曲は、お気に入りのケルト民謡から2つを選び、金管アンサンブル曲としてアレンジしたものです。

1曲目は「Vincent Campbell’s」というジグ。ケルトで言う「ジグ」とは、3拍子系の軽快な舞曲のことです。この曲は北アイルランドに伝わる伝統的なジグで、とても軽快で楽しげなダンス曲です。基本的にリズミックな曲ですが、時折現れる低音のドローン（長い持続音）で、バグパイプが鳴っているような雰囲気を出しています。

2曲目は「Bonny Light Horseman」というアイルランドでは有名な歌。この歌は戦争で亡くなった恋人のことを歌っている悲しくも穏やかで美しい曲です。欧米の歌手たちによって様々な歌い方をされており、なおかつ3番まである少し長めの曲ですが、今回のアレンジでは金管楽器で伸びやかに歌い、短めにシンプルにまとめています。

1st Flügelhorn in B♭ & 1st Trumpet in B♭

2nd Flügelhorn in B♭ & 2nd Trumpet in B♭

Horn in F

Trombone

Euphonium

Tuba