10分間のジャズ奏法ウォーミングアップ《吹奏楽版》(J.マハフェイ/和田信 編曲)【お取り寄せ品】

商品番号:BLWB-1901

 

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楽曲情報

THE TEN-MINUTE JAZZ WARMUP FOR CONCERT BAND

出版:ベル・ミュージック・プレス

オリジナル作曲(ビッグバンド版):ジム・マハフェイ (Jim Mahaffey)

吹奏楽編曲:和田信 (Shin WADA)

グレード:2.5


楽曲解説

ジャズ(スウィング)をきちんと演奏するためには、アーティキュレーション、音価、ダイナミクス、フレージングを演奏者が共通認識を持って演奏することが大切です。このジャズのためのウォーミングアップ教本はもともとビッグバンド用に出版されていたものを吹奏楽用に編成を拡大したものです。ジャズに初めて接するバンドはもちろん、慣れ親しんでいるバンドであってもこのウォーミングアップにより、よりスウィング感を統一することが出来ます。

 

以下の4つのパートに分かれています。

 

Part I: Jazz Chorale

このパートは、ジャズ・コラールを演奏することで優れた音質、ブレンド、バランス、ピッチ、ダイナミクス、およびフレージングを開発していきます。

 

Part II: Doo-dots

このパートでは、ジャズ特有のアーティキュレーションとスウィング・リズムのための練習をします。

楽器で演奏する前に、演奏者が“Doo-dots”を発声するとより理解を深めることが出来ます。

 

Part III: Major Scales and Major 7th Chords

このパートでは、全てのメジャー・スケールとメジャー7thのコードが含まれています。アーティキュレーションと発音が記載されていますので、その通りに演奏できるように練習します。

 

Part IV: Kicks

このパートでは12小節のブルース・スタイルの練習をします。アーティキュレーションやダイナミクス、音価に気をつけながら、アップビート(拍の裏)とダウンビート(拍の表)の演奏をリズムセクションと一体化できる様に演奏します。ドラマーは様々なビートでバンドの演奏を導くための“キック”の使い方について学ぶ良い機会となります。また、ピアニストはコンピング(伴奏)をしながら、カウント・ベイシースタイルのフィルをいれる練習もできます。

 

ジャズを演奏しているようでジャズを知っている人にはジャズに聞こえない、そんな状態から本物のジャズを演奏するための第一歩を踏み出すための教材としてはこれ以上のものは必要ないと言えます。

 

全てのパートが揃っている必要はありません。ハーモニーが犠牲になることは考えられますが、主眼はジャズの演奏ができるようになることですので、足りない小編成のバンドでも気にせず活用できます。


楽器編成


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