ネクサス音楽出版では、スコアパート譜セットにおきまして、作曲者・編曲者の理想の編成でパート譜を用意し販売しております。そのため、各団体における不足分のパート譜がある場合、パート譜のコピー（プルト増し）を認めます。ただし不必要なコピーはご遠慮願います。

地球上の生命の起源については様々な説が存在しているが、中でも「パンスペルミア説」と呼ばれる説が近年提唱され、日本国内では実際に検証されれつつある。この説では太古の地球に降り注いだ隕石に原始的な微生物、もしくは核酸などの有機物が含まれており、灼熱の太古の地表に降り注いだそれら隕石が現在の生命の起源であるとされている。

この曲の冒頭は「灼熱の太古の地球」を、中間部は「降り注ぐ隕石(Meteor)」、終盤は「生命の誕生」を描いている。演奏に際しては、場面ごとの曲調の移り変わりや描いている風景をイメージして取り組んで頂きたい。2018年に御殿場吹奏楽団定期演奏会にて、静岡県立小山高等学校吹奏楽部によって初演された。