SYZYGYSYZ(湯地晃太郎)【クラリネット六重奏】

商品番号:NEO-140(楽譜セット)/NEO-140s(フルスコアのみ)

 

¥5,500

  • 0.2 kg
  • お届け日数:2~5営業日

楽曲情報

作曲:湯地晃太郎 (YUJI, Kotaro)

演奏時間:12'00"

グレード:5

発売日:2023年10月12日

 

フルスコアのみの販売も行っております。



楽曲解説

Syzygy(朔望)とは3つ以上の天体(太陽・地球・月など)が一直線に並ぶ現象をさす天文学用語で、その希少性と綴りの神秘性に着想を得て作曲した。宇宙空間を舞台とした原始的な儀式にような趣で、ヘテロフォニックな中から和声的な音像を立ち昇らせる「I」、踊り手が頻繁に入れ替わり地団駄踏みながら奏する激しい舞踏の「II」、ひたすら静謐で繊細な星屑のコラール「III」という3つの楽章からなり、B♭管クラリネット(と身体)のみでなしえる最大限の表現を求めている。なおsyzygyから得られた音列を用いた主題と、そこから派生した完全4度を中心とした和声を一貫して用いている。

 

本作は、宇宙空間を舞台とした架空の儀式をイメージして作曲された。原始的な色彩を求めているため、激しい箇所では足鈴(Ankle bells)や足(Foot stamping)を荒々しく踏み鳴らし、静謐な箇所ではとことん静謐に、過剰なほどの表現をしていただきたい。

 

・足鈴(Ankle bells)は、長い紐に沢山の鈴が編まれたものを片方の足に巻きつけ、足を踏み下ろすことで奏する。編まれる鈴は多いほど望ましい。

・足踏み(Foot stamping)は、膝関節から下の部位を後方に折り曲げ、踵とつま先が同時に床に打ち付けられるように前方に振り下ろす(ちょうど静止しているサッカーボールを空中に蹴り上げるときのように)。和太鼓のような効果も狙っているため、靴を脱いで靴下(または足袋)で奏する、中が空洞の床(ホールのひな壇のような)の上で奏するなど、鈍く大きな音が出せる工夫をしていただきたい。


楽器編成

Player 1 (Clarinet in B♭・Ankle bells)

Player 2 (Clarinet in B♭・Foot stamping)

Player 3 (Clarinet in B♭・Foot stamping)

Player 4 (Clarinet in B♭・Foot stamping)

Player 5 (Clarinet in B♭・Foot stamping)

Player 6 (Clarinet in B♭・Foot stamping)


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