ネクサス音楽出版では、スコアパート譜セットにおきまして、作曲者・編曲者の理想の編成でパート譜を用意し販売しております。そのため、各団体における不足分のパート譜がある場合、パート譜のコピー（プルト増し）を認めます。ただし不必要なコピーはご遠慮願います。

日本を代表する春の唱歌として知られているこの曲は、作詞：武島羽衣、作曲：滝廉太郎によって書かれました。春の隅田川のことを歌ったこの曲は、元々は歌曲集「四季」の中の第1曲でしたが、この「花」だけが後に一人歩きして有名となっています。

吹奏楽の編成にアレンジするにあたっては、この曲が持つ快活さに加え、春らしい煌めきや色彩感を引き出せるようにオーケストレーションしてみました。また、原曲で前奏に用いられているテーマを随所に利用し、新たに加えた間奏部分でも対位法的に仕立てています。声部間のバランスに配慮し、和声感を大切に演奏してください。